電力中央研究所「研究所設備見学会・意見交換会」の結果報告について
2018.05.30
見学日時:平成30年5月30日(水)14時~16時30分
場所:我孫子地区 千葉県我孫子市我孫子1646
参加者:
- 石川容平(会長) 京都大学 生存圏研究所 特任教授
- 米山望(副会長) 京都大学 防災研究所 准教授
- 世良茂夫(常任理事) パシフィックコンサルタンツ(株)
- 国立謙治(理事) JFEエンジニアリング(株)
- 小宅知行 オリエンタル白石(株)
- 大田栄吉 (株)オリエントマイクロウェーブ
- 木守岳広 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 田上博之(事務局) パシフィックコンサルタンツ(株)
今回の見学会の趣旨は、一般財団法人電力中央研究所(我孫子地区)において、KID-Sの実装化に関連する各研究施設・実験施設を見学することとともに、研究員の方々との率直な意見交換の機会を得るために主催いたしました。
電力中央研究所様もこの趣旨に快くご賛同いただき、見学会をサポートしていただきました。
スケジュールとしては以下のとおり。
1.ご挨拶
2.実験設備見学会
- 大型コンクリート構造高速載荷試験装置(地球工学研究所 上席研究員 松尾様)
- 高経年コンクリート構造性能試験システム(地球工学研究所 上席研究員 松尾様)
- 津波氾濫流水路(地球工学研究所 主任研究員 木原様)
- 大型造波水路(地球工学研究所 主任研究員 木原様)
3.ご講評
- 地球工学研究所 上席研究員 松尾様
- 地球工学研究所 主任研究員 木原様
- 環境科学研究所 主任研究員 鈴木様
それぞれの実験施設の見学とともに、施設の内容やどのような研究ができるかなど、研究ご担当者様より詳細なご説明をいただき、活発な意見交換ができました。
KID-Sメンバーが抱いている課題や疑問に対して、海洋・沿岸域でのコンクリート部材・構造全体の耐力や強度、経年劣化やメンテナンスへの対応、津波・氾濫等のエネルギーに対する圧力緩和などに関する研究、また海洋付着生物やくらげなどの漂流物対策等の研究に関しての知見に触れる貴重な機会となりました。
最後に、見学会の調整や当日のサポートをしていただきました松木様(上席研究員)や岩村様(研究戦略担当)、稲田様(サイエンスインストラクター)の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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