海洋インバースダム構想
Marine Inverse Dam
わが国の長期エネルギー政策では、地球温暖化対策やエネルギー自立の観点から、自然エネルギー比率の向上に加え、エネルギー需要の変化に対応可能なエネルギー利用効率の高い設備が求められています。
自然エネルギー比率の向上は国の優遇制度によって大きく進展しましたが、さらに数10%の向上のためには自然エネルギーの更なる品質改善と分単位の高速需給調整機能を整える必要があります。一方、ベース電源となっている火力発電所や原子力発電所も、需要のピークシフトなどにより定常運転ができれば、燃費や設備寿命、メンテナンス費用を改善できると考えられます。
これらの二つの課題を同時に解決する方策として海洋インバースダムを位置付け、その開発および実用化に向けた検討をすすめることとなりました。
海洋インバースダム協会
「一般社団法人海洋インバースダム協会(KID-S:Marine Inverse Dam Society)」(代表理事:石川容平)は、2013年10月に設立されたコンソーシアム「海洋インバースダムの会」を引き継ぎ、2014年10月1日に設立されました。
当協会は、わが国の自然エネルギー比率の向上及びベース電源である火力発電所や原子力発電所の燃費や設備寿命、メンテナンス費用の改善を目指し、海水揚水発電における大規模エネルギー蓄積機能を持つ海洋インバースダム(以下「KID」)構想の実現に向け、研究開発や具体的な事業調査を行っています。
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