執行役員
伊藤 武志
国立大学法人大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ 教授
エネルギー供給・需要とカーボンニュートラルについての技術的社会的な課題が社会全体に理解されるとは言いがたい。そのための社会的理解と受容をつくり、建設的な議論を進め、さらに目標を描き達成方法を考え行動する必要がある。それには企業の力、市民の理解・協力、国・地方公共団体による舵取りが極めて重要であるが、そこにアカデミアのような専門・客観・中立的な立場からのエビデンスベース、革新、俯瞰の力を加え、産官学民で力を合わせて、サステナブル社会のありたい姿を描き、その実現のために行動して参りたい。
<略歴>
1990年、早稲田大学政治経済学部卒。
1994年、米国ノールウェスタン大学敬愛大学院修士課程修了(経営学修士)。
2014年、城西国際大学大学院経営情報学研究科博士後期課程修了(博士(経営学))。
銀行勤務、経営支援会社の代表を経て、2018年から大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の教授に就任し、企業の経営管理・ガバナンス・管理会計・CSR・ESGを研究している。
公職として、2020年から電力広域的運営推進機関運営委員も務めている。